R2.12.19~20 福井県産業会館1号館・2号館で開催しました!来場者総数 約3800人(再入場含まず)
今年は、新型コロナウイルス感染症のため、4月開催の「2020」が延期の上、中止となり、1年ぶりのART&雑貨となりました。
ソーシャルディスタンス・3密防止ということで、通路は今までの倍を確保し、使用会場は一定時間の人数が制限されているため、一定時間の入場制限をかけ、両館合わせて2時間半の完全入れ替え制、電子チケットの導入…と、新しい試みでの再開となりました。
11月下旬から、感染が拡大傾向となり、様々な県で移動の制限が設けられるなどの状況でありながらも、会場に足を運んでくださったお客様に感謝いたします。ありがとうございました。
終了後、お客様から、「このイベントを楽しみにしている。」「とても楽しかった。」「とっても良かった。」との感想を頂き、今回、開催決定するにあたり、誹謗中傷・嫌がらせ、また、万一のことがあった場合は、このイベント自体がなくなるかもしれないという不安…など想定されることを覚悟して、開催に踏み切って良かったと感じました。今日で、終了10日目。正直、まだ安心できない日々を過ごしていますが、お客様の感想を耳にすることができ、少しだけ心が穏やかになりました。
今年3月から本イベント終了まで、コロナ禍でのイベント開催の在り方について、事務局では激しい意見の交換行われました。大勢の人が集まり、歩くのもやっとという、賑わいを感じるような、今までのイベントのイメージを求めての開催はできない。自分たちの価値観・イメージを崩して、新たな計画を立てなければいけない。再開にあたり、人数制限、静かに、ゆっくりと、一つひとつのお店を回るというスタイルへ、そして、再開するにあたり、イベント中止が相次ぐ中、作家の皆様に還元できる方法は何か、コロナ禍で家計が厳しくなった中でも買い物を楽しむ方法は何か、採算を除外し自己負担をしての新しい試みとなりました。
お客様をはじめ、出展の方にも、スタッフ自体がこの体制に慣れない中での対応となり、いろいろとご不便・ご迷惑をおかけしたと感じています。
これからの当イベントは、しばらくこのようなスタイルになると感じています。人がぶつかり合うほど、大勢が集まる空間を作ることは、難しくなっている現状があり、ショッピングセンターのような空間を利用しての開催ではないため、全責任を1個人が背負うことの重圧、常に、万一の場合のことを考えた計画になります。
私たちも、この機会をプラスに捉え、新しいスタイルでの出発をしていきたいと思っています。
次回の開催は、未定です。また、お会いできる日を楽しみにしています。
※出展の方から、「開催に踏み切ってくれてありがとう。」「この決断に感謝します。」「このやり方を他の県の主催者に伝えたい。」…そんな言葉をかけていただきました。私たちは、出展してくださる方がいて、そこにお客様がいて、このイベントを開催することができます。私たちの決断に寄り添っていただけたこと、本当に感謝しています。ありがとうございます。